2010年4月5日(リスボンーシントラーロカ岬ーシントラーリスボン)
むかしむかしTBSの朝の番組でリスボンー東京70,000キロを旅する内容のものがあった。
まだ小学生だった私は、「大きくなったら外国に行きたい」と思いながらこの番組をみていた。
私の記憶では、ユーラシア大陸最南端のロカ岬がスタート地点だったはず。そのロカ岬へついに向かう。
Train&Busの1日券を購入するとリスボン・ロシオ駅からシントラ駅までの鉄道とシントラーロカ岬間やシントラ世界遺産めぐり用のバス乗り放題で12ユーロ超お得。このチケットはロシオ駅の自動改札を通過できない。駅員さんのいる改札を通る。列車は10分に1本出ている。シントラまでは約40分。
シントラ駅10時25分シントラ発カスカイス行きのバスに乗る(ネットで事前に確認)。予定なら所要時間31分。狭い道を50キロぐらいで懸命に走るが実際にかかった時間は35分。つまり定刻の31分で走るなんて到底無理な話なのだ。さてついに念願のユーラシア大陸最西端・ロカ岬に到着!
昨日行ったジェロニモス修道院に棺が安置されている詩人ルイス・デ・カモンイスの一節「ここに地終わり海始まる」と刻まれた碑を見て、大航海時代にこんなところからアジアの東の島国まで船でやって来たことが信じられないと思った。さてバイクのおじさんは、この郵便ポストから投函したハガキを集配していた。もしかしてこの旅日記を見ている人の中にもこのおじさんにお世話になった人がいるかも。
ロカ岬からシントラまで戻りシントラ駅前の中華料理店でチャーハンを食べる。ビール2本と合わせて6ユーロだった。
昼食後は、世界遺産シントラめぐり。
リスボン最後の夜は、レストランBalealへ。タコサラダ旨い。そしてシーフードリゾットこれも超旨い。実はシーフードリゾットは、メニューには2人前しかなかったがお店の人が1人前にしてくれた。シーフードの多さもすごった。ビール2杯飲んで22ユーロだった。お腹一杯。
明日はいよいよ帰国 続く