セントルイスでMLB観戦

セントルイスでMLB観戦 北アメリカ
セントルイスでMLB観戦
1999年7月2日 大阪空港ー成田空港ーシカゴーセントルイス

大阪空港に8時少し前に到着。JAL成田行きのカウンターに並ぶ。座席の好みも聞かれず45Dを渡される。
8時20分搭乗開始。機体は国際線仕様の747-400。45Dは、エコノミー席だったがパーソナルビデオが付いていた。 UAも早くここまでならないかなぁ。
成田到着後、第1ターミナルから第2ターミナルへ移動。 チェックインを済ませ、カジノで負ける事も考えて少しだけ両替をする。 レッドカーペットクラブに入り、少しお腹が空いていたのでパンを食べる。もちろんビールも飲んだ。 今の設備では、成田のレッドカーペットクラブが一番設備が整っていると私は思う。無料電話を利用してHPに書き込み完了。
会社に1本メールを書いている途中で、UA884便搭乗開始アナウンスが流れる。 チェックインした時「出発15分前に搭乗してないと乗れないことがあります」と脅されていたので時間を気にしながらメール送信。 ノートパソコンを慌ててバッグに詰めこみ26番ゲートへ。既に、エコノミーの搭乗も開始されていた。
機内食はこんな感じ

ビジネスクラスは40%ぐらいの搭乗率。後ろのシートは空席だったのでシートを最後まで倒して少し眠る。 今回は、日本人のスッチーが2人ビジネスクラスを担当していて、良く気が利いて快適に機内で過ごせた。 残念ながら、シートは旧型だった。
今回訪れるセントルイスについて調べてみた。 セントルイスはミズーリ州にあり、私が良く飲むバドワイザーを製造しているアンハイザー・ブッシュの本社があるらしい。 また、ホット・ドッグやアイスクリームが発祥の地だって。
9時25分。シカゴ・オヘア空港に到着。2ヶ月ぶりのシカゴ。入国審査でどこに並ぼうか考えた。昨年女性の所に並んだら10ぐらいの質問が来たから、今回は避けたかった。でも、どこも女性係官ばかり。よくよく見ると去年いじわるされた係官がいたので、その隣に並んだ。 すんなり入国。予断ですがシアトルの入国係官は英語ができない人を見ると質問攻めする事で有名だって。
9時35分荷物を受取り、税関を通り、再度荷物を預けた。 国際線ターミナル5からターミナル1へ移動。UA全便はターミナル1から出ると思っていたので。ところが、セントルイス行きの出発ゲートを確認するとターミナル2になっていた。トラムに乗りターミナル2へ移動。 出発まで1時間以上あるのでここでパソコンを開いた。 日本の空港では、ノートパソコンを広げると回りの視線が気になるが、ここアメリカでは、あちらこちらで開いているので気にならない。
11時44分にシカゴ・オヘア空港を飛立ったUA1097便(A320)は、12時52分定刻にセントルイスに到着した。 第一印象は、蒸し暑い。蒸し暑いと聞いていたがそれにしても暑い。 荷物を受取り、シャトルでホテルに向かう。片道10ドルで約25分でホテルについた。 シャトルに同乗したカップルも私同様、マグワイアの試合を観戦しに来たそうだ。彼らはマグワイアと言わずビッグマックと言っていた。 今回のホテルは、マリオット・パビリオン・ダウンタウン。 ブッシュスタジアムは目の前です。部屋から見ようと思えば試合が見れます。ちょっとつらいですが。

スタジアムの中央のカージナルスショップでおみやげを少し買った。 チケット売場は選手の通用門の近くにあったので、サインを貰おうと片手にボール、片手にサインペンを持った少年が大勢いた。 3試合分のチケットを購入した。残念ながらイン・フィールドの席は無かったが、それなりに良い席のようだ。 試合まで少し時間があったのでホテルに戻った。こんな便利な球場は今までになかった。 部屋に戻りしばらくすると雨が降るが、周りの雲はすぐに薄くなり雨は上がった。 いきなりです 試合開始1時間前にブッシュスタジアムへ。席につき左手にホットドック、右手にバドワイザを手にした。 19時00分アメリカ国歌斉唱。19時10分試合開始。 1回裏のマグワイアは2球目を軽々とレフトスタンドへ24号ホームラン。 あまりにもいきなりだったので心の準備が出来ていなかった。ですのでホームインのシーンを撮り忘れました。 下はホームランを打った時のスイング。シャッター速度が遅すぎたのでバットが見えません。(爆) 余談ですが、バットスイングでは、ニューヨーク・メッツのピアザ捕手が一番早く1マイルの差でマグワイアだとESPNはTVの中で言ってました。

第2打席は、見逃しの三振。そして迎えた第3打席。 打った瞬間ホームランとわかる25号をレフトスタンドへ放った。

残念ながら試合は負けました。 球場からホテルまでわずか2分の近さ。さすがにロビーには試合観戦を追えたセントルイスファンがエレベータホールに50人はいました。このホテルは昨年からマグワイア効果で稼いでいるんだろうなぁ。 さすがに今日は疲れたので7月2日23時就寝。

1999年7月3日 セントルイス2日目
朝9時に目覚める。カーテンを開ける快晴だった。 がホテルの周りが歩行者天国になっていた。今日は何の日?もしかしてセントルイス・フェアーなの。 今日は、アンハイザー・ブッシュの工場に行こうと思ったが、どこにもバスが走ってないよ。 ホテルからミシシッピー側沿いの公園まで、出店が準備をしている。パレードが始まるらしい。 実は、ニューヨークのパレードで大きな人形?が出て来るけど一度見たかったけどこんな所で実現するとは。 交差点で曲がるときなどは苦労していた。でも風が強くなくてよかったね。

朝食も食べずに飛び出したので、朝マックした。その後、むつきさんに教えてもらったユニオン・ステーションの「HOOTERS」へ行く。 歩いて向かったので、熱さと登り坂で苦しい。最近の不摂生が・・・。地図で見るより距離があった。 なんとかユニオン・ステーションに到着。

ここは、ショッピングセンターになっていて、少しおみやげを買った。 週末だけあって結構混んでいた。そして、「HOOTERS」へ。ここの3階。 ここは、筋肉もりもりのお姉さん達がウエートレスをしているということだった。 中々の美人揃いだが、両手に料理を持ちながらドアを足で蹴飛ばして開ける姿はすごい。 ビールのおつまみに頼んだのはこれでした。カニは塩辛い感じがしたけど全て食べちゃいました。

さすがに、疲れたので歩いてブッシュ・スタジアムへ行くのを諦め、メトロリンクという電車に乗る。 超満員の電車に乗りこみ2駅で3分ぐらいで着いた。ガイドには1ドルと書いてあったが1ドル25セントに値上がりしていた。 ちなみに、チケットを買ったのだがだれもチェックしない。改札もない。ただ乗りできたじゃん。試合開始は15時10分。
試合が2回表を終わったころから、空がうるさくなってきた。 ダウンタウン上空で軽飛行機のアクロバット飛行がはじまったからだ。 試合は見たい。アクロバット飛行も見たい。 むつきさん情報では、ステルスも過去に飛んだとか。一度は生で見てみたい。 首が疲れる。上を見て下を見て。 試合は、1点リードで迎えた9回に守備のミスから同点に追いつかれる。 でも、マグワイアの打席が多く見れてラッキー。 10回裏2死満塁。バッターは、マグワイア。この時ばかりは全ての観衆がグランドに注目した。 結果は、ストレートのファーボール。セントルイスさよなら勝ち。

ホテルに戻り、シャワーを浴び20時前にカジノへ出かける。 ミシシッピの川の上に浮かぶ船の中にそのカジノはあった。 入場料2ドル。2時間の時間制?。しかも、通常のコインは利用できない。 スロットをやるにも両替してここのコインに替える。日本のパチスロの感じ。 この客船は4階建てになっていて、主に3階でスロットをする。 スロットの機種としては、ラスベガで多く見かけるものがたくさんあり、好きな機種でやることができた。 小さなコインカップ一杯になったところで時計を見たら21時30分だったので両替をした。結果は、40ドルほど勝っていた。
カジノの客船から出てきたら、ものすごい数の人間が川に向かって延々と座っていた。 もしかして花火?。ミシシッピ川で?。気にせず5分程度歩いたら空から爆音と歓声と拍手が。 すかさず空を見上げる。花火だ。日本以外の花火は初めてだけど、ついつい最後まで見てしまった。 この映像は、後日UPします。花火は、約20分ほど続き22時に終了した。
ものすごい人で、川沿いの公園からホテルまで10分程度の道のりに30分を要した。 ホテルでも祭り帰りの人でロビー、エレベーターホールは満員だった。 こうして、セントルイス2日目は終わりを迎えた。明日は何が待ってるかなぁ。

1999年7月4日 セントルイス3日目
今朝も9時に目覚める。カーテンを開ける2日連続の快晴だった。シャワーを浴び今日も近くのマックで朝食を済ませる。 マックを出てフェアーの行われているミシシッピー側沿いの公園まで歩く。 そこで「バドワイザーBeer School」の車を見つけた。フェアー期間中の開催。 その中では、ビールの製造過程について教えてくれるというので、12時入場のチケットをもらう。

約25分、ビールができるまでの話があった。 帰り際に、卒業証書とキーホルダーと、フェアーの売店で利用できるビール券をもらった。 ただビールをいただく ただビールをいただきながら、一旦ホテルに戻る。 テレビを見ながら荷物整理をしていると、サーミー・ソーサの32号ホームランが出た。 今の彼は絶好調だ。今年のホームラン王は彼で決まりだろうか。
ホテルから徒歩2分のブッシュスタジアムへ向かう。周りは赤一色。(カージナルスの赤いTシャツを着ているから) 第4打席。マグワイアの放った打球は、左中間スタンド(センターより)に運ばれた。これで26号。ソーサとの差は6本。 試合は、17対5の大差でセントルイスは敗れた。明日のアリゾナの先発ピッチャーは、ランディ・ジョンソンだった。マグワイアとの対戦を観たかったが明日は帰国だ。残念。



1999年7月5日 セントルイス→デンバー→サンフランシスコ→関空
また、帰国の時を迎えた。朝6時5分のデンバー行きに乗る為、3時30分に起床。 シャワーを浴び部屋を出る。いつもなら部屋にレシートが届いていて、TVでチェックアウトできるのだが、今日はさすがに時間が早いのでフロントで直接チェックアウトをする。 チックアウトをしていると通りがかりのタクシードライバーがホテルに入って来て、「空港まで行くの?」と聞かれる。 タクシーが捕まりにくい時間帯だったので助かる。 タクシーに乗り約20分で空港に到着。本当に助かったので少し多めにチップをあげた。
早朝とあって空港は閑散としていた。 チェックインカウントーは準備中でエコノミーの所には20人ほど待っていた。 私がファーストクラスの所に並ぶと、すぐにファーストクラスの担当者がチェックイン手続きをしてくれた。
まだ、真暗な5時40分搭乗開始。 機内で出発を待っている間に徐々に空が明るくなった 6時5分定刻に737は、デンバーへ向け飛び立った。 朝食抜きだったので、機内食がおいしい。
1ヶ月ぶりのデンバーへ2時間のフライト。マウンテン時間で7時10分到着。 いつ見てもロッキー山脈は綺麗だ。 次のサンフラン行きの搭乗ゲートを確認する。次の搭乗時間まで20分しかない。 D35ゲートからD43ゲートへ移動開始。ほとんど待たずに、サンフランシスコ行き(DC-10)に搭乗。 デンバーから西へのフライトでは最大の見所はロッキー山脈越えだ。前回より雪の量が少なくなっていた。 しばらくすると、また機内食が出てきた。でも、しっかりイタダク。 今回のフライトは約2時間35分。少し余裕があったのでパソコンを開く。

またまた1ヶ月ぶりのサンフランに到着。 国際線ロビーに行く前に、いつもの本屋さんでインターネット関係の本をチェックするが何も買わずに出る。
国際線ターミナルのセキュリティチェックを通り、エレベータで1つ降りてラウンジへ向かう。 ここのラウンジの入口はANAの看板が目立ち過ぎだといつも思う。 ラウンジに入り充電できるデスクが1つだけ空いていた。 ここで搭乗までの間HPの更新。もちろんただビールをいただく。(ここは、1杯だけアルコールが無料) 本当は、ここでインターネット接続をしてHP更新と行きたいところだったが、電話?交換機?の調子が悪くアクセスできず。 私の隣の人は、何度か挑戦したが結局Eメールが打てず最後には、留守番電話に用件を入れていた。
搭乗開始のアナウンスが流れたので2階の搭乗ゲートへ向かう。 今回は、2階席の12A。新型シートだった。ちなみに2階席のビジネスクラスは満席。 UA809便は、12時5分定刻通り出発した。 今日3回目の機内食。もちろんイタダク。

今日は、太平洋上から紀伊水道を通過し関空に着陸。定刻より30分ほど早い16時に到着。 入国審査を済ませ、荷物を受取る。この時点で16時10分。過去最速。 バス、電車を乗り継ぎ18時前に自宅に到着。荷物を整理しながら、思いは早くも24日後の旅へ。

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