羽田空港のJALさんを探検

羽田空港のJALさんを探検 JALスペシャル見学会
羽田空港のJALさんを探検

関係者の皆様のおかげで3回目のJAL見学会へ。過去2回(2010年、2011年)は、機体整備工場見学でしたが今回は羽田空港を探検!通常では見学できないスペシャル版です。写真撮影及ぶWEBへの写真掲載はJAL 日本航空さんの許可を得ております。

JALオペレーションコントロールセンター見学

最初は、オペレーションコントロールセンター見学です。


ステーションコントロールセンターのパソコン上の日本地図には、全国の空港の状況が把握できる。天候や風などの影響で離発着に問題がある空港は、赤色表示になるそうです。

ロードコントロール部門では、飛行機の重心位置をパイロットに情報を提供。貨物は、重量を測れるわけですが乗客の重さは、大人1人70Kgで計算しているそうです。力士が多く搭乗する場合などは、名前と体重の情報を事前に入手するそうですよ。また、飛行機のバランスは左右ではなくて前後で取るそうです。もちろんバランス計算をするシステムを使っていますが1日数便人が手で計算していました。そのバランス計算のシステムが2014年6月6日にダウンしました。システム復旧まで手計算で対応したことにより遅延、欠航は出ましたが最小限の影響にとどまったと思います。

最後に写真にはありませんが出発ギリギリになっても搭乗していない人はシステム上に各便毎に名前と手荷物を預けているかの有無、保安検査場を通過しているか(通過した場合は、チケットで通過したか、ICカードで通過したかまでわかる)、ラウンジ利用の有無の情報によりアナウンスする場所や係員が探す場所をある程度絞れるようになっています。手荷物を預けた人が搭乗していない場合、出発10分前ぐらいになるとその人の荷物を飛行機から降ろす準備が始まります。大型機の場合コンテナに収容されているので定時出発できない事もあります。定時運行の裏には多くの人が動かれています。皆様搭乗ゲートには時間に余裕をもって。

JALパイロット・CAのブリーフィング見学

CAさんのブリーフィング風景です。

JALのCAさんは、基本的に勤務日ごとに同一機種に乗務するのだそうです。ブリーフィングの最後には必ず乗務する機種の緊急脱出等のビデオを見るそうです。

CAさんのフロアーには、スタンバイするCAさんもいます。壁には、お客様からの感謝の手紙などが貼られていました。また、CAさんが乗務の際に必要とする情報(各国の出入国カードの書き方、機内食、免税品など)を事前に入手できるスペースもありました。情報を提供するCAさんも常駐されています。

パイロットのブリーフィング(デモ)を見学。国内線の場合、出発1時間20分前から開始。搭乗者数、離発着空港で使用するゲート情報、天気図などの気象状況、航空機の揺れの予想、最適な飛行高度、必要燃料量、機体の総重量情報などを確認。写真左:副操縦士が手にしているのがアルコールチェックの機械。写真右:羽田から伊丹へ向かう飛行高度と揺れ具合の情報が画面に出ています。2013年1月からボーイング787の不具合により全世界で運航停止になってました。今回デモしていただいたのはボーイング787の機長、副操縦士さんでした。

JALラウンジ見学、国内線ファーストクラス機内食試食に続きます

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