JAL機体整備工場スペシャル見学会2011年版

JAL機体整備工場スペシャル見学会2011 JALスペシャル見学会
JAL機体整備工場スペシャル見学会2011

関係者の皆様のおかげで2年連続して機体整備工場見学に参加できました。昨年同様に通常では体験できないスペシャル版です。写真撮影及ぶWEBへの写真掲載はJAL 日本航空さんの許可を得ております。2010年のJAL機体整備場見学&客室訓練部見学&緊急脱出訓練レポートはこちら

777フライトシュミレータ体験

最初は、第一テクニカルセンターでボーイング777のフライトシュミレータ体験です。

このシュミレータは、(上右側の写真)床に示されている赤枠内の範囲で動くようです。内部にいるとわからなかったのですが外から動いているところを見ると結構激しく動いてました。

内部は、操縦席以外に座席が3つ。記録用のカメラも装備されていました。

羽田の赤いアーチが再現されてます。木更津上空から羽田空港へ着陸します。

空港そばの風の塔が見えてきました。この辺りでも時速200キロ出ているのだそうです。

着陸です。私の前に操縦した人はナイスランディングでした。私も羽田空港への着陸に挑戦。実に難しい(汗)。機体は右へ左へ上へ下へ。私の操縦でケガ人続出だったでしょうね(笑)とにかく目の前のパネルと滑走路を見るのが精一杯でとても周りの景色を見る余裕もなかった。最も驚いたのが着陸してからゲートへ向かう間の地上走行。地上走行は、操縦桿とは別のハンドルを使用するのですが機長側は左手1本で行うのでこれがまた難しかった。昔の車の窓を手で上げ下げするようなハンドルでした。一人約10分の操縦でしたが、シュミレータを出てから喉がカラカラに乾いていたのに気づきました。それだけ緊張していたのでしょうね。頂いたペットボトルのお茶を飲み干しました(爆)

JAL緊急時の操縦訓練見学


水平飛行中に機体に穴が開き急減圧状態になりました。機長、副操縦士は酸素マスクを装着して操縦。高度が下がってきたので酸素マスクをはずして羽田空港へ緊急着陸します。

ここでエンジンの1つから火災発生で使用不可になりました。1つのエンジンで羽田空港へ着陸します。

2つのトラブルが発生したにも関わらず実に落ち着いて適格に対応。機長と副操縦士の息もぴったり。何事もなかったかのように見事な着陸でした。飛行機事故ではハード的なトラブルに遭遇した後操縦士の対応が悪く墜落したケースを(メーデー!:航空機事故の真実と真相)何度も見てました。このように定期的にあらゆるトラブルを想定して訓練されているので安心ですね。写真右側は、久保田機長です。

CAさんのお仕事解説、機体整備工場見学へ続きます

JAL 日本航空


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